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95.曲芸7



 暦では9月に入った現在、夏の暑さも幾許か和らぎ季節は秋へと移行しはじめるこのとき、男は一人パソコンのディスプレイと格闘していた。 視線は動かさず、キーボードを弾く音だけが室内に木霊する。 かれこれ何時間だろうか? 最近の彼を見る者は口々にこう語る。

『ドクター、目の下に濃い隈ができてる……』

 少女たちは心配そうな声でそう語っていた。 だからといって、少女たちに彼を止めることはできないし、しようとも思っていない。 ましてや何故彼がこんなにも一生懸命になっているのかさえ知らされていないのだ。 この場合、止めようがない、そういったほうが正しいだろうか。

 ギシっ……男は自分の体を支える椅子に全て預け目頭を押さえる。 ひとしきり押さえた後、手元に置いていた目薬を眼球に落とし再度ディスプレイと睨みあった。

 コンコン

「誰だい?」

『ドクター、私です。 おにぎりを持ってきました』

「おぉ、それはありがたい。 すまないが持ってきてくれないかい?」

 ドクター、そう呼ばれた男は目線をディスプレイに固定したままドアの向こう側にいる人物に告げる。 ガチャリっ、ドアを開け入ってきたのは女性であった。 長年、ドクターと呼ばれた男の後ろについてきた女性である。

「すまないねぇ。 そこに置いておいてくれないかい」

「わかりました。 ……ドクター、ところでそれは」

 女性は男の目の前に置いてあるディスプレイ画面を指さす。 一目でわかる。 デバイス関係だということが。 男は苦笑しながら答えた。

「私の頭をフルに使って、将来役に立つデバイスの資料を作っているのさ。 デバイスのことだけではないけどね。 少人数で大勢を相手取ることができるロボットなんかの資料を作成してはいるが……こちらは現段階の人間の技術では無理かね」

「……何故このようなものを?」

「知的探究心と好奇心に疑問文は不要なものだよ」

 男は女性が持ってきたおにぎりを食べながら、片手でキーボードを弾いていく。

 その様子を見ながらわずかに寂しそうな顔を浮かべる女性。 女性は自分で持ってきた水筒のコップを取出し、丁度咽喉が詰まりもがいている男に渡した。 それを引っ手繰るように奪い咽喉を鳴らしながら飲み干す男。 息も絶え絶えになりがらも、男は女性に礼を言って空になった皿とコップを手渡す。 女性がそれを両手で受け取ると、男はすぐさま作業に入った。

「そういえばドクター、ドゥーエから面白い報告が来たのですが……知っていますか?」

「いや、ここの所部屋から一歩も外に出てなくてね。 キミが来なければ、危うく声の出し方すら忘れるところだったよ」

「それではドクターは知らないのですね。 いま現在、管理局にテロを起こしている人物がいることを」

 ドクター、そう呼ばれた男のキーボードをタッチする音が初めて止んだ瞬間であった。 しかしそれも一瞬で、すぐにタイピングを再開する。 それでも構わず女性は報告だけを口にする。

「どうやらその人物は、様々な人物を巻き込んで管理局の内部からテロを起こしている模様です。 関わっている人物は大物揃いです。 まず、管理局の目玉部隊である六課の部隊長八神はやて。 出世頭として有名なクロノ・ハラオウン。 無限書庫の司書長ユーノ・スクライア。 聖王教会のトップ、カリム・グラシア。 地上本部のトップ、レジアス・ゲイズ。 その他、上層部を除く大物たちも動いている模様です」

「ほぉ……あのレジアスが、か。 どういう風の吹き回しなんだろうか」

「そこまではドゥーエもわかっていないようです。 しかしながら、気がかりなことがある、と」

「ふむ……気がかりなこと……とは?」

「首謀者が一般人だということです」

 今度こそ、男の指は完全に止まった。

「何故管理局の大物達が揃っている中で、一般人が首謀者なのか。それが疑問であるとドゥーエは言っていました。 ……ドクター?」

 報告を終えた女性は、つい男の顔を不思議な顔で見てしまった。 しかしそれもそうだろう、男は笑っていたのだ。 子供が誕生日プレゼントをもらった時のように笑っていたのだ。

「いや、すまない。 その男には、その男なりの行動理念があるのだろう。 私にも推測は不可能さ」

「しかしながら、何故一般人が首謀者なのでしょうか? カリスマという点では、八神はやてはズバ抜けております。 そういった人物に先導してもらったほうがいいと思ってしまうのですが」

「それは違うよ、ウーノ」

 男は「あくまで推測の域を出ないが……」そう前置きして喋りだした。

「きっと、ほとんどの局員はその首謀者の顔はおろか声すら聞いたことがないはずだよ。 例えば、その首謀者が各人、ここでいうなら八神はやてやレジアス・ゲイズなどに頼みごとをして、それを頼まれた人物達がまるで自分がお願いしたように頼みながら動かしている。 といったところだろうか。 だから、ほとんどの局員は首謀者のことを知らないはずだよ。 そして、何故一般人が首謀者なのかについてだが……、これは後々のことに役立てるためだと思っているよ」

「後々のため……とは?」

「テロが終わった後、必ず局は首謀者を探すことになるだろう。 しかしながら、局員から出してしまったら管理局内でどんなことが起こるかわからない。 例え、そのテロが将来的にいい方向に進むものだったとしても、テロ行為であることに変わりはないのだからね。 話に聞く限り、もし大物人物達の誰かを首謀者だと決めつけ逮捕したとしたら──それこそ内部分裂が始まってしまうかもしれない。 かといって、適当な人物を仕立て上げることもできないのは確か。 だからこそ、あちらも部外者のほうが都合がいいと思うはずだよ。 秘密裡に処理をしても気づく者はいないんだからね」

 そこまで言ったところで、女性が口を挟む。

「まってください。 だとしたら」

 若干驚きながら口を開こうとする女性が次の言葉を声に出す瞬間、男が口にする。

「そう、その首謀者は自首するつもりだろうね。 それが、このテロの一番被害を出さないやり方だからね。 初めは信じないかもしれないけど、証拠ならいくらでもあるだろうし。 その上で首謀者が一言適当な嘘をつけばいいだけさ。 『自分は人を支配することが得意だ。 だから管理局で使えそうな人物をマインドコントロールし、自分の駒にしてからこのテロ行為に及んだ』 実際、テロは行われたわけだから信じないわけにはいかないしね」

 男が喋り終ると、二人の間に沈黙が降りた。 女性は寂しそうな顔をし、男は唇を噛み締める。 二人に非はなく、強いて言うならその首謀者のくだらない自己犠牲愛を知ってしまっただけ、ただそれだけである。

「ドクター……、あの……」

「彼が直接的な邪魔をしないように、私も彼の邪魔をしない」

「……そう……ですか……」

 女性が何かを提案する前に、男はピシャリと言い切った。 その頑なな態度に女性は何も言うことができなくなり、黙ったまま頭を下げ、皿と水筒をさげるため部屋を後にする。 その直前、男は女性に聞こえるように呟いた。

「彼は私の理想だ。 大丈夫だよ」

 その言葉に、女性は嬉しそうに何度も何度も首を縦に振った。

             ☆

 管理局本部のとある一室、三提督と呼ばれる人物を中心に上層部の人間が集まっていた。 手元には膨大な資料の山がいまにも崩れそうな勢いがそびえ立っている。

「迂闊であった……、既にこの勢いは止まることなどなく我々を呑み込みんでいくだろう」

 円卓の中心で、ラルゴ・キールが声を上げる。

「だけどもねぇ……、私はこのままでもいいように思えてくるよ。 なんせ、若い世代が一生懸命、未来に向かって歩こうとしているんだから」

 ラルゴの隣に座っているミゼット・クローベルが資料を読みながらつぶやく。 それは勿論、ラルゴにも聞こえており、

「確かに、次の世代に託すことも必要じゃし、そう考えてもおる。 しかし、結果がどう転ぼうとテロはテロ。 そんなことを管理局が許すことはできん」

「おや? あなただって希望溢れる未来のほうがいいと、常々言っていたではありませんか」

「……まぁ、そうなんじゃが」

 ラルゴ・キールは迷っていた。 既にこのテロ行為を止める力を上層部が持ち合わせていないからである。 否、少しばかり語弊があるので言い直そう。 上層部をもってしても、この流れを止めることができないからである。 それほど既に、八神はやて達による局員の掌握は完成している。 しかも厄介なことに、八神はやて達が掲げているものが『現在よりも明るい未来』だというのだから介入することがより一層難しくなっているのだ。 それに、ミゼット・クローベルの態度からも分かるとおり、上層部の中にも賛成しつつある人物もいる。

 そんな中、室内に大将の一人が疑問の声を投げかけた。

「しかし……そもそもの首謀者は誰なんでしょうか? 八神はやてということも考えましたが、そんなふいに思いついたから行動を起こすような人物には──まぁ見えてしまいますね。 しかしながらそこを置いときましても、違和感を禁じ得ません。 他の人物に至っても同じ感想を抱きます」

 その疑問に多くの者が同意の声をあげた。

 ラルゴはその疑問にため息を吐いた。

「八神はやて、クロノ・ハラオウン、ユーノ・スクライア。 これらの者達には共通の友人が存在する。 それも管理局員ではなく一般人のじゃ」

「ほっほ、私も会いましたよ。 これで会うのは二度目だけども、坊やは覚えていなかったようですけどね」

「それにその人物は、高町なのは、フェイト・T・ハラオウン、さらには八神はやての固有戦力達とも繋がりが存在する。 下手をしたら、アイドル部隊六課の他の者達とも既に面識を持っていたかもしれない。 持っていたとしてもおかしくない人物じゃ」

 ラルゴはいまでも鮮明に思い出す。

「彼が首謀者だとしたら納得いくことが多々ある。 何故、このような大物達を動かすことが出来たのか、何故誰も存在を気づくことができなかったのか。 私たちは油断していた。 アイドル部隊六課が動かない限り、危険はないと頭の中で判断してしまった。 そこにまんまと付け込まれたのだ。 六課を隠れ蓑にして、六課のメンバーを華やかな表舞台に上がらせることで自分の存在を気づかせないようにしていたのだ」

「流石は一坊やの一人息子だねぇ。 あの子が自慢するだけある」

 一という名を聞いた瞬間に、室内が俄かにざわついた。

「上矢一。 夜の神とまで言われた、とんでもない化け物を知っている人物は沢山いるだろう。 だが、ここにいる何名かはその一人息子に会ったことがあるはずだ。 10年前の闇の書事件のとき、犬のように吠えた可愛らしい男の子だよ」

「いまは成長して、狂犬にでもなっているのかもねぇ」

 思えばそうだった。 彼は管理局が大嫌いだと叫んでいた。

「上矢俊。 彼以外に首謀者はいまい。 彼がもしテロ行為を起こしたのだとすると、じきに此処に来るだろう。 私が10年前に出した宿題の答えは携えてね」

 毅然とし、真剣な面持ちで喋るラルゴとは対照的に、終始ニコニコしていたミゼット。 その両極端な二人に困惑しながらも、皆は時期やってくる人物に興味を抱くこととなった。

            ☆

「く、くそっ……! パーフェクト勝利だけは避けないと……!?」

「無駄無駄無駄無駄ッ! 俺のプラチナたんの前でガードすることができると思っているのかスバル!」

「明らかな萌えキャラ使ってる、こんなキモオタに負けたくないよぉおおおおおお!?」

 ようやく9月に入り、夏の暑さも和らいできたこの季節、いつも通り皆が遊びにきていた。 いま現在は、俺とスバルがリビングで格闘ゲームをしている最中である。 訂正、俺がスバルをフルボッコにしている最中である。 現実ではこいつの本気パンチを食らったら顔面粉砕しそうだけど、格ゲーなら負ける気がしない。

「スバルー、ドライブをうまく活用しないと無理だよー?」

「そんなこといわれても無理ですってっ!? なのはさん助けてください!」

「がんばれー!」

 スバルの後ろでなのはがちょくちょくアドバイスしているが、やっぱり教え子だからついつい教えちゃうのか? それとも、あまりにもスバルが不憫すぎて助言しているのか?

「なんつーか……、このプラチナってキャラ、あたしと少し被ってねえか?」

「ふざけんなッ! ロヴィータちゃんよりプラチナたんのほうがぺろぺろしたくなるに決まってる──イタイイタイイタイイタイッ!? ごめんなさいごめんなさいっ! ジョークですから!? ジョークですから!? ロヴィータちゃんの未成熟な体のほうがぺろぺろしたいです!」

 先程よりも頭蓋骨を握る力が強くなったのは何故だろうか。 ミシミシと嫌な音が耳の奥底に響いてくる。

 何度も何度もタップしてるというのに、ロヴィータちゃんは無表情で俺の頭部破壊に勤しむ。 お前、もしかしてこれをするために横に座って見てたんじゃないだろうな?

 それにプラチナたんはヴィヴィオのほうが被ってるような気がするぞ。

「ハザマはコンボで削っていかないと、単体攻撃はまったく削らないんだよね。 俊くんは、『テルミがなー……。 テルミがなー……』ばっかりいって使わないんだけど」

「成程。 あ、大分慣れてきました。 でもコンボがつながらない……」

 この間にも俺のプラチナたんはやられていく。 あぁ……ごめんねプラチナたん。

 頭蓋骨が危険な状態にもかかわらず、俺は他の面々がなにをしているのか気になり視線をあちこちに彷徨わせる。

「フェイトさ〜んっ! やっぱりここがどうしても納得いかないんですー! 解説お願いします!」

「うん、いいよ。 ティアは理解力あるからすぐに覚えるよ。 えっとね、ここは──」

 嬢ちゃんがフェイトに本を見せながら泣きついていた。 そういえば、嬢ちゃんが11月頃に執務官試験があるとかいってたな。 弁当でも作ってやるか。 ティーダも見てるぞ、頑張れ嬢ちゃん。

「普段ひょっとこからバトル漫画などしか借りなかったが、ひたすらほのぼの系の漫画も面白いな……。 心が癒される」

「ですよね。 シグナムさんはもう少しこういう漫画を読むべきだと思います」

「むっ……! そ、そうなのか?」

 シグシグとキャロが以前貸した漫画を読んでいた。 意外や意外、シグシグの膝の上にキャロが座るという心温まる光景が広がっていた。 シグシグ、ちょっとお姉さんみたいで嬉しそうだな。 いまならさりげなくパイタッチくらいは出来るかも。 って、そういえばエリオは?

「シャマルさん。 このドクロマークが描かれている小瓶はなんですか……?」

「あ、それは触っちゃいけませんよー。 そこの無職さんで実験しましたら、カニのように泡をぶくぶくにしてましたから」

「えっ!?」

 シャマル先生、それは初耳なんですけど。 ちょっと詳しく説明してください。

 そう考えた直後、頭蓋骨を圧迫する痛みがふいになくなった。

「あ、あれ?」

「ひょっとこ、お前のプラチナたんが負けたぞ」

「あぁあああああああああああっ!? 俺のプラチナたんがっ!?」

「なのはさん、なのはさん的には悲しくなってきませんか?」

「色々と泣きたくなってくるよね」

 画面内ではプラチナたんが倒れていた。 絶望が俺を包み込む。

「んじゃスバル。 今度はあたしとしようぜ。 ひょっとこ、おすすめのキャラはないのか?」

「お前はテイガーさん使ってみ。 意外と相性いいかもしれないぜ」

 強引に俺をどかしたロヴィータちゃんは嬉々としてテイガーを探し、その図体に一瞬戸惑いながらも素直に選択、軽くなのはに指導を受けながらスバルと勝負していくことに。

 さてさて、俺は愛しのヴィヴィオでも観察しようかね。

「ねぇねぇ、ザッフィーはわんちゃん?」

「犬ではない。 守護獣だ」

「でもわんちゃんだよ?」

「だから犬ではない。 守護獣だと」

「あぅ……ヴィヴィオわんちゃんのなきごえききたかった……」

「…………わん」

 ……なんかごめんねザッフィー。 そしてありがとう。 後でほねっこあげちゃう。

「あ、パパー! ザッフィーねー、かわいいよ〜?」

「ヴィヴィオのほうが可愛いよぉー!」

「えへー、ありがと」

 ヴィヴィオと向かい合いながらこしょこしょ話をする。 ふと、誰かの視線を受けていると感じ探ると、真正面からザッフィーが見つめていた。 別にお前に見つめられても素直にお喋りできるぞ。

「親バカだな……」

 うるさい。 ヴィヴィオが大好きだからしょうがないだろ。 可愛いヴィヴィオが悪いんだ。

 だっこをせがむヴィヴィオを抱き上げると、キッチンのほうが甘い香りが漂ってきた。 そこからエプロンを着たはやてとガーくんがシュークリームを持ってくる。 ガーくん、エプロン姿意外と可愛いな。

「あ、俊。 俊のエプロン使ってもうたけど、べつにええよね? どうせ一緒になるんやし」

「あ、それあげるよ。 昨日熊のデフォルメエプロン買ってきたからさ」

「チッ……。 まぁええか」

「残念だったね、はやてちゃん。 ちなみにわたしはお揃いの買ったよ」

「フェイトちゃん。 エプロンが可哀想と思わんかったんかッ!」

「ちょっとまってっ!? それはどういうことかな!?」

 違うんだよはやて。 エプロン姿のなのはを見るだけで俺が頑張れるからいいんだよ。

「パパー、たべさせてー!」

「はい、あ〜ん」

「あ〜ん!」

 シュークリームをつまんで、ヴィヴィオの可愛らしい小口に運ぶ。 口に入りきらなくてクリームが飛び出したが、それは俺が指ですくって舐めとることにした。 うん、やっぱはやて上手いな。

「あ、そうだ。 なぁ、ちょっとお前らに頼みたいことがあるんだけどさ」

 その言葉に俺と一部のロリ以外の全員がこちらを向く。

「どうしたの?」

「うん。 近々、パーティーやるかもしれないんだけどさ、俺一人じゃ無理そうだから助けてくれないかな?」

「うん、いいよ」

「流石俺のジョーカー。 頼りにしてるぜ」

 なのはが猪の一番に了解してくれ、それを皮切りに、皆も『しょーがないなー』といった感じで了承してくれた。 そんなほんわかした雰囲気の中、後ろから誰かが俺の服の襟首を掴み引き寄せてきた。 目の前にはちょっと怒った感じのロヴィータちゃん。

「おいひょっとこ! テイガーじゃ勝てないぞ! ちょっと付き合え!」

「えー……。 スバルのマコトに負けんなよ。 スバル、ハザマどうだった?」

「コンボが……」

「だよなー。 俺もハザマ練習しよっかなー……」

「あ、それじゃ参考に見ておこうかな」

 とりあえず、ロヴィータちゃんで練習するかな。

 その後、ムキになったロヴィータちゃんに深夜2時まで付き合わされた。 すまん、スバル。 お前まで付き合わせてしまって……。




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